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 ヤフオクで落札したベルボンの三脚が届いた。やっぱ重い。カーボン三脚だから、これでも軽い方なんだろうが、雲台をつければカメラ本体よりも重いかもしれない。しめて4キロ近くあるのだ。撮影機材をあれこれ入れれば、軽く10キロは超えてしまうだろう。撮影の腕前よりも、気力体力の方が大事になってくるかもしれない。
 ところで前に、三脚に有名なメーカーのジッツォが、機関銃の三脚架を作っていたという記事を読んで、すごく奇異に感じた事があった。まぁ、デュポンは毒ガス作っているし、ホチキスはもともとは機関銃のメーカーである。パジェロとか作ってる三菱だって、昔は零戦作っていた訳だから、一見、兵器とは無関係そうなメーカーでも、総力戦時代になってからは意外な兵器を作る様になっているのがあの世界の常識である。が、それでもカメラの三脚と機関銃のトライポットでは、ちょっと勝手が違う様な気がしていた。
 しかし、この三脚をローアングルにして初めて、「ああ、なるほどな」と思った。この三脚、一応7キロまで耐えるんだそうだが、もしかしたら、FN M249ミニミとか乗ってしまうかもしれない。どっから見ても、三脚架ではないか。まぁ、重たい物を載せて安定して撮ったり撃ったりする必要がある訳だから、まぁその意味では似たり寄ったりの物だったのである。