一眼レフを本格的に買う計画を立てている。写真の心得がある訳ではないが、デタラメな写真でもしっかりしたモノで撮れば、多少は見映えよく出来るんじゃないか、と考えての事だ。だが、オレは一眼レフなど、それで写真を撮った事もなければ構えた事さえもない。昨日、池袋のさくらやとかビッグカメラに行ってみたが、見るだけで触りもしなかった。おかしな構え方する所を他人に見られたくなかったからだ。全般的にカメラの知識が不足していて、これではイカンという事で、初心者向けのカメラの本を買って帰ったのだが、これを見てビックシ。なるほどなるほど、コンパクトカメラが「バカチョンカメラ」と言われる理由が判った様な気がした。やれ露出だの絞りだの、チンプンカンプンである。こんな調子で、果たして宝の持ち腐れにならないであろうか? しかしまぁ、写真でメシを食ってこうとか、ピューリッツァー賞を狙うとかじゃなくて、バカチョンカメラよりはいい写真を撮りたいだけなので、あまり深く考えなくてもいいだろうし、小銃の扱い方が判るのだから、カメラの扱い方も判りそうなものだ。それよりも問題はお金の事で、「あ、これ、かっこいいなぁ」と思うカメラは大概10万もするのばっかりで、5、6万のはなんかちゃちく見えてしまう。しかも困った事に、AFよりもMFの方が格好良く見えてしまう。いかんなぁ、すでに形から入っている。