自分はSPAMが好きなのであるが、前々から「沖縄ではTULIPの方が主流」という話をよく聞いていた。沖縄は米軍に占領された経緯から、その食文化にランチョンミートが入っていったらしいのだが、どうしてデンマーク産の方が主流になったのか、ちょっとその理由がわからないでいた。というか、その前に値段がSPAMと同じくらいで、かつヨーロッパのあの手の食い物は自分の口には合わない事が多いので、これまで買わずにいたので検証どころか、味さえ知らなかったのである。それが、たまたまこないだ、メガドンキでノザキのポークともども1個298円で売ってたので、試しに買ってきたのだ。ちなみに、ノザキのポークの方はまんまSPAMである。
 TULIPの缶の開け方は、コンビーフと同じで、底についてる鍵を缶の側面にある爪にかけて、巻き取って開けるタイプなのだが、少し前にこうした缶の開け方を知らない女の子が、開けるのに悪戦苦闘する動画が出回っていた。まぁ、缶切りで缶詰開けた事さえなさそうな子だったので仕方ないと思うが、缶の開け方はプルタブ式のSPAMの方が楽である。SPAMも昔はTULIPと同じやり方だったらしいが。
 早速ランチョンミートスライサーで切って焼いて食べたのだが、SPAMが焼いてもそれなりに脂っこいのに対して、TULIPはあっさりした感じだった。あまり脂っこくないから、沖縄料理にも合うのかな。これはこれで美味しいと感じた。どっちもランチョンミートなのだが、メーカーによって味が微妙に違うというのは、当たり前といえば当たり前だが、面白いものである。気分によって「今日はTULIPかなぁ」なんて風に使い分けたり。どっちも同じ値段、同じ量目だから、買うにあたっての損得の差はないしね。
 なんにしても、1個500円とかで買うような代物でなく、やっぱり今回買った298円あたりが買うには妥当な値段と感じるのだが、これからもそう値段で売ってくれないかな。