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 今朝、親父からシロフサが死んだ、と電話があった。
 3年前、出勤途中で、ボロボロになって路地から出てきたところを、その姿が、争議終わって路頭に迷ってた時の自分の姿に重なって、捨てて置けず、連れて帰ったまでは良かったものの、クロスケもいる事で飼いきれず、「粗略に扱うと家運(というか、オレの運)が傾く」と脅して、実家に押し付けたのだ。以来、オレは安泰に過ごして来たのだが、実家の方は、全然なつかない猫押し付けられて、噛まれるわ掻かれるわ、病院代は掛かるわ(ヒマヤランの子猫が優に6匹は買えたはず)エライ事になってたのである。
 しかし、そのオレが正に危機に直面した時、最後の任務を果たして、おっ死んだのである。さすがである。常々、生き物は大事にせないかん、と考える訳だけど、大抵において、タイムリーな因果があるものである。

 心ある人よ、この猫のために祈られたし。