名称未設定-1

 爆弾低気圧はどこへやら、大した事なかった夜が明けて出勤のために朝0600時に起きた。起きたとは言っても、まだ頭の中は半分くらい寝てる状態である。うっかり目を閉じてしまうと二度寝してエライ事になってしまう。頑張ってツイッターとか確認してるウチに目が覚めてきた。
 取り敢えず、朝食のヨーグルトとプルーンを食ったのだが、まだ元気が出てこない。ぼーっとMacの前に座っていると、かぼすが大音声で喉を鳴らしながらやってきた。右手でそろそろと頭や背中を撫でてやると、今度は足の間から膝の上に乗ってきた。普段はそんな事しないのだが、どうも今朝は甘えモードらしい。頭、というか後頭部を撫でられるのが好きなので、目一杯撫でてやったら、目一杯ゴロゴロ言い出した。
 かぼすは抱き猫ではない。どっちかと言うと、抱っこ嫌いである。でもこういう時はむしろ抱っこして欲しい時である。抱き上げて猫抱きにしてやると、腕の中にすっぽり収まって、なお喉をゴロゴロ言わせている。重たいみりんと違って、かぼすは3kgくらいしか体重がないから、抱いててもそんなに負担に感じない。残念なのは、出勤の準備もしなきゃいけないので、いつまでも抱っこしてる訳にはいかなかった事だ。
 猫は気まぐれという。確かにそうだ。昨日なんかは、みりんとオレがラブラブしてるところを、かぼすは邪魔しに来たくらいである。その詫びという訳じゃないだろうが、今朝はかぼすがラブラブしてきた。10あるウチに1回のこうした仕草が可愛くて、それで猫飼ってるんだろうなと思う。