名称未設定-1

 去年の暮れからウチの子になったシロ。当初はみりんに威嚇しまくりで(みりんの方はフレンドリーに接しようとしてた)、最近でもお互い避ける様なところがあったのだが、このところ、状況が大分変わってきた。シロが随分とフレンドリーというか、ベタベタし始めたのだ。
 最初の兆候は、シロがみりんのケツを舐め始めた事だ。ケツを舐めるというのは、母猫が子猫の世話をする時にやる行動であるが(生まれたての子猫は自分で排泄出来ないから、母猫が舐めて刺激して、出たものは全部舐めとる)、転じて親しい猫へのお世話としてその行動が出る。つまり、シロにとってみりんは親しい相手になってきたという事である。そうこうしている内に、シロとみりんが、始めは距離を取っていたものの一緒に寝始め、その距離がどんどん縮まってきたのだ。そしてお互いにケツや耳を舐める様になってきて、お互い伸びてだれた格好で寝る様になった。実に飼い猫らしい姿である。部屋に上げて半年、ようやくここまで慣れた訳だ。
 もっとも、シロは3ヶ月も自活自戦の生活をやってきただけあって、今でも野良猫みたいな事をやる。特に食い物に対する執着は半端無くて、自分じゃ食べれないのに食い物というだけで興味を示す。高い所においてても、目を離した好きに飛び乗って、たたき落として、袋をボロボロにして中身を放り出す。油断も隙もないのである。まぁ、この辺りは、人間の方が注意せねばならないのだと思う。迷惑するのも自分であるし。
 しかし、こうやって腹見せて伸びて寝てるところを見ると、やっぱり部屋飼いになって良かったんじゃないかと思う。他の兄妹たちは今でも野良をやっているのであるが、みんなシロより頭一つ分くらい小柄である。生存競争の有無は体格にも現れてるんだと思う。1匹だけ拾って、あとは見捨ててるのか、というご意見もあるのだが、シロは抱っこOKな猫で飼い猫向きだったのだ。
 だからこそ、もっと慣れて飼い猫らしくなっていって貰いたいのである。