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 自宅のiMacは2011年末に買った6年前の製品で、その間、アップデート以外は何もしてこず、いよいよ速度が遅くなったり、勝手に終了したりと、怪しげな感じになってきた。時期的にはそろそろ買い替え時期なのだが、今年は他の買い替えもあって資金に余力がなく、出来ればもう少し頑張って欲しいところである。
 ともあれ、もし本当にヤバくなったら、壊れる前に買い替える必要があるのだが、問題はAdobeのCS5やOffice2011が最新のMac OSで動くか分らないという心配があり、しかもCSは今や月額年額で料金を払う体制になって、それがどうしても無駄金に思えて仕方ない。という事情もあり、なかなか機種更新に踏み出せないでいた。
 そんな折り、最近ではSSDにOSをインストールしてSSDから起動させる、という手法も良く取られている事が分り、そのSSDに古いOSと作業環境を保存しておけば、新しい機種でも古い環境で作業できる、という話しを聞いた。つまり、仮にCS5が新しいOSで走らなくても、SSDを作っておけば良い、という事だ。
 という訳で、久しぶりに、Macのシステムの入れ替え作業を行う事になった。以下、その結果。

  • BOOTCAMPの割当量を増やそうとして、割当を増やす事は出来たのが、内蔵のSuperDriveが壊れているので、外付けのドライブからWin7のディスクを入れてインストしようとしたところ、どう頑張っても出来なかった。
  • インターネット経由で工場出荷時の状態に戻そうとしても、Mac OSが10.9.5になってしまうので、昔かったSnow Leopardを外付けドライブから入れようとしたら、認識しなかった。
  • プレミヤエレメンツ10はOS 10.9.5ではインストする事が出来ず、仕方なしに15にアップデートしたのに、10.10以上でないと使えない事が分り、頭にきてmacOS Sierraを入れる事にした。ところが、Adobe CS5もOffice2011も普通に使えた。グラフィックコンバーターの古いのも使えた。
  • 昔買ったDynaFontのディスクを認識しなかったが、フォントのデータは認識するらしいので、直接フォントフォルダにデータを入れた。
  • iTuneのミュージックフォルダのバックアップするのを忘れて、ちまちまとiPhoneから吸い上げをしているが、完全に復元するのがもう面倒。

 こんな具合である。Sierra、つまり、12.12でCS5やOffice2011が使えたのには驚いた。この先はどうなるのか分らないが、使用上不具合がないなら取りあえずはこのまま使ってても良いかな。SSDを作る時は、あらためて10.6の環境を作っても良いし。
 困ったのは、本体のSuperDriveからでないと、システムを詰んだディスクから起動出来ないっぽい事だ。他のインストールディスクは外付けの方からでも使えるのだが、これは何か原因があるのかもしれない。まぁ、システムを入れ替えた事で、速度も早くなった気がするし、暫くは今のiMacに頑張ってもらう事にする。