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 自分がクレジットカードという存在を知ったのは、バブル景気真っ最中の事だったが、その時の印象は、「自分が欲しいと思ったもんは直ぐ手出して、たちどころに返済を焦げ付かせて、ブラックリストに乗る奴が使う物」というイメージだった。実際、そういう奴が何人も回りにいた。現金で買えば、自分の手持ち以上の買い物は出来ないのだし、それでもなお欲しいと思う奴が安易に使う代物だ、と思っていたので、自分は長い間、使っていなかった。まぁ、昔は審査とかうるさかったし、争議の時(つまり無職の時だが)にクレジットカードの勧誘のねーちゃんに、「今、争議中(といっても意味が通らなかったので説明した)なんだけど」といったら、「終わるまでお待ちしておりますw」なんて言われたもんだ。
 クレジットカードを持つ様になったのは、まさに争議が終わった直後だったのだが、その頃には、審査もユルユルになっただけでなく、カードで買い物すると何かしらのポイントが付く様になっていた。その辺りから、クレジット決済に関する認識が変わって来た。つまり、ちゃんと返済出来る様に家計を管理しておけば、同じ金額で買うにしてもカード使った方が得なのではないか、という事だ。以来、細々した買い物も出来るだけカードでやる様になった。カードで払っても、その分の現金を家で確保しておいて、支払日にまとめて口座に入れておけば良い、という訳だ。そのポイントだが、ぶっちゃけ、カード会社なりネットショップなりが、余計に買い物させる策略であると思うのだが、上に書いた通り、こちらにも実入りがある事なので、ポイントの為に買い物するのでなく、必要な物を買う上で同じ物なら安い所で買う、という主婦的感覚で活用すれば、策に乗せられた事にはならない。
 なんだかんだで、4〜5年使っているのであるが、今回、初めて限度額ぎりぎりまで使った。その事に気がついたのは、結婚指輪を買おうとしてクレジット決済を選んだらエラーになりまくりで、問い合わせたらカード会社から止められている、との返事。これまで焦げ付かせた事もないし、おかしいなと思って調べたら、限度額ぎりぎりで指輪の金額が出ない状態だったのに気がついたのである。
 まぁ、家電だの家具だの、次から次へとカードで買いまくったからなのだが、そうすればそうするほど、ポイントも貯まる仕組みなので、当たり前の様にそうしていたのだ。無論、その分の現金はちゃんと確保してあるから、別に困りもしてないし、こないだ請求額をドーンと口座にもいれたのであるが、使えないとなるとなかなか不便なものである。現金で買えば良いだけの話しなのだが、そうするとポイント付かないので損した気分になる。ケチセコな話しに聞こえるだろうが、今回の買い物で、引っ越しのドサクサでなくしたGoProの半分以上の金額をカバー出来ると考えたら、ちょっと馬鹿には出来まい。