昨日、回収を忘れたYシャツを取りに行くために、旧居の街に行ってきた。前にそうしてた様に、マンションの脇にトランポを停め、歩いてクリーニング屋またで取りに行った。歩きながら、空の狭い事、道行く車や人の音、工事の騒音など、今住んでる街との違いに、改めて驚いた、賑やかなのだ、人が住んでる感じがする。たった4日しか離れてないのに、懐かしい感じである。
 用事を済ませてトランポのトコに帰ってきたら、今年産まれて大きくなった猫達が、じゃれて遊んでいた。これもついこないだまで、当たり前の光景だった。
 表に回って、自分が住んでいた2階の部屋を見上げてみた。ベランダに置いて行ったエアコンの室外機、窓に残して行ったカーテン。それだけが自分が住んでいた痕跡だ。ここが自分のウチ、という感覚は、もう10%くらいしか残ってない。だった4日しか経ってないのに、もう1ヶ月も過ぎた様な気分だ。
 まだ新しいウチの整備が終わってなくて、自分の気持ちの切り替えも出来切ってない。通勤時間だけは伸びて、普段の生活からいきなり時間かだけが短くなった。諸々不安定な中で、旧居の街は、急速に記憶になりつつある。