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 昨日、0017時、葛飾区役所の夜間受付に婚姻届を出して来た。わざわざ夜中に行く必要もないようなもんだが、9月9日という覚えやすい日にしたかったのと(北朝鮮の建国記念日はまったく関係がない)と、午後から家の契約に行く用事があったので、早めに出してのんびりしたかったからだ。
 生涯未婚率から孤独死へ一直線と想定してたので、この手の手続きの仕方はノーマークだったのだが、色々調べてみて面白いと感じる部分があった。まず、本籍地であるが、自分の本籍地は淡路市である。子供の頃に2回ばかり行った事があるが、それ以外に何の所縁もシンパシーもない街で、人類の発祥の地がアフリカ、と言われる程度の感覚しかない。その縁遠い淡路市から戸籍謄本を取り寄せたのであるが、今度は婚姻届に新本籍を書く欄がある。つまり、新しく本籍を設定する事が出来るのであるが、これが住所がちゃんとある所なら、住んだ事がなくてもどこでも良いらしい。特別なんの思い入れもなかったので、一族のルーツ的な意味でこれまでの淡路市の本籍地を書いておいた。まぁ、後日変更する事も可能らしいし。しかし、これでは一体なんのための本籍なのか分からん。昔は兵役の関係で、本籍地のある聯隊区にいかねばならんかった、というそれなりの理由があったみたいだけど、そんなものもない今となっては、住民票だけで十分なのではなかろうか。
 あと、証人二人に本籍地記載の上、署名捺印して貰わねばならないのだが、これも制度としてはよく分からん。

 午後から家の契約。高速代をケチって下道で行ったのだが、八千代までの道中が混み混みで遅刻してしまった。2時間も前に出たのに。こちらも生まれて初めての事で、一体なにをどうするのか分からなかったのだけど、まさか売主さんと対面して、売買契約の説明を受けるとは思ってなかった。となると、金額は丸わかりな訳で、やっぱり売主に値引き交渉して、売主さんも即決で応諾したのだろうか。
 この手の説明を受けるのも初めてなのだけど、別に難しい事を言われた訳でなくて、法律に則ったごくごく当たり前の内容だった。まぁ、実際は住んでみない事には分からんという事も多々あるだろうけど、少なくとも騙されてる感はしなかった。まぁ、騙されてると感じて騙されるアホはおらんのだけど。契約書含め、何枚かの書類に住所氏名を書いて、実印を何回も押して、最後に手付金払って、今日のミッションは完了。残金は後日、改めて顔合わせして、どっかの銀行の一室で送金手続きするのだそうな。そういうやり方をするのも今日初めて知った。

 用事が済んだ後、新居の駐車場に車庫入れしてみた。思った以上に広かったみたいで、余裕で停められる事が分かった。もっとも、端に寄せて停めなければならないし、停めた状態では後ろのアオリは開けられない等、これまでの露天の駐車場とは勝手が違うけど、ともあれロングのハイルーフでも停めれる余裕があるのが分かって安心した。
 ウチに帰ったのは1900時頃。体は大して疲れてなかったけど、どどーっと精神が疲れた。この2ヶ月、とにかく頭ショートするくらい頭忙しかった。ついでに言うと、結構緊張もした。でもまぁ、争議の時に、証人尋問で東京地裁の証言台で質問責めにされた時に比べたら、大した事ないわいと乗り切った。ともあれ、手続きの8割は済んだも同然だ。