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(J-CASTニュース 2020/3/26 17:19)

 どのニュースを見ても、新型コロナウィルスで持ちきりである。最初は新聞の片隅にあったのが、徐々に右上の方に上がってきて、今や毎日一面トップである。どのカテゴリーのニュースにも、一番上に新型コロナのニュースだ。小松左京の『復活の日』で描かれた新聞の有様と同じである。違いがあるとしたら、言うほど死人が出てない事だ。もっとも、『復活の日』では5月から流行が顕著になって、6月で国が傾くほど死人が出て、8月にはほぼ全人類が死滅するので、新型コロナもこれからが本番かもしれない。
 その様な不安に駆られてる人が大勢いるのか、マスクやトイレットペーパーの買い占め・品薄に続いて、東京封鎖のニュースが流れた途端、今度は食料品の棚が空っぽになってるとか。昨日などは、10kgのコメ袋を20個も買ったおっさんの写真が流れてきた。一体何人家族なのか知らないが、普段はそんなに大量にコメを一気に買わないだろう。せいぜい買って30kgくらいじゃないのか。ウチはそうである。
 ちなみに、嫁さんに今、ウチがどれだけ米を消費しているか計算させたところ、10kgを約20日で消費してるそうである。30kg買えば、2ヶ月持つ計算である。ちなみに先月末に30kg買って、今20kg目をライサーに入れたから、あと40日くらいは持つ計算である。大体4月末頃まで持ちそうである。その頃、世の中がどうなってるかは分からないが、新型コロナウィルスは『復活の日』のMM-88と違って、そんなには死にはしないみたいだから、色々爪痕は残るにせよ、まぁこれまで通りの生活をやってると思う。つまり、200kgもコメを買い置きしたとしても、どんどん古くなって、来年くらいに不味い飯を食う羽目になるのがオチである。
 確かに、金にせよ物にせよ、持っているとそれだけで安心なものである。無いよりは全然安心である。しかし、それらの物は「使う」のが前提であるし、特に食料品というのは、食わない事には無駄になる。どのくらい消費して、どのくらいのスパンで凌ぐかを、ちゃんと考えて買い物しないと意味がない。仮に、200kgの米を買って、最後の審判を乗り切って神の国に入れるなら、それはそれで結構な事であるが、『ザ・ロード』みたいに10年スパンで世界が崩壊してしまう様なシチュエーションでは、200kg買ったとしても持たない。
 そういうのを考えたら、買い置き(買い占めではない)は、せいぜい1ヶ月分くらいが目安であろうし、また限度であろうというのが、自分の考えである。自分ら人間の分だけでなく、猫らのエサや砂もである。トランポの燃料も可能な限り満タンにしておくが、それ以上は保管の問題もあるので、持たない様にしている。そして、こういうのは普段からやっておけば、不安がらせるマスコミの報道が流れても、それに踊らされる事なく暮らせるというものなのだ。