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 実家の親父は、たいてい間の悪い時間に電話してくるもので、外食で箸に手をつけたばっかとか、人に会ってる時とか、よりにもよってそういう時に、見透かしたかの様に電話してくる。まぁ、ワザとでないだろうけど、おちおち話し出来ないこともままある。昨日は珍しく、家でボケっとしてる時に電話かかってきたのだが、その実、大した用事はないのである。まぁ、そんなもんであろうが。
 で、その会話の中で、エンジンオイルの話しが出た。親父はローバーニミに乗っているのだが、そのオイル交換をローバー専門店でやって貰うと、オイル代だの工賃だのが高いというのだ。まぁ、整備士の免許も持ってて、現役の運ちゃんやってる時はトラックのオイルも自分で交換してたのだから、高い金取られるのは馬鹿臭く感じるのだろう。だったら自分でやりゃ良さそうなもんだが、廃オイルの処理に困るという。だったら、ガソリンスタンドにでも持っていけばどう?と言ったら、そう言う手は知らなかったみたいで、驚いてた。ガソスタも場所によっては、引き取ってくれたりくれなかったりするが、物は試しで聞いてみるもんである。田舎の方だったら、案外引き取ってくれたりするものである。
 横道にそれた。エンジンオイルの話しだが、妹者の旦那と、「安いオイルで頻繁に替えた方が良いのか、高いオイルで長持ちさせた方が良いのか」という例の話しをよくする、というのだ。それに対する回答は、間違いなく後者である。



 その理由を、この記事の冒頭に引用した、先の大戦でのアメリカの対日石油禁輸の例で説明した。説明としては間違ってないし、体感的にも高性能な燃料や潤滑油は、即、戦力に関わる事も、体感的に説明したのであるが、それを喋りながら、「相変わらず子供っぽいな、と思われてないかな」と思ってた。というのも、自分は子供のころは、日本海軍が今も存在してると思い込むミリタリーなガキだったし、中学の頃からはサバゲーなんかやって、ミリミリしたアホだった。それが50歳も過ぎて、持ち出した例がこれまた軍事関連であるから、「相変わらず」と思われたかもしれん事を気にしたのだ。
 例えば、レースを例に持ち出しても良かったのだが、安いオイルと高いオイルの違いが分からん人にとっては、例えがレースであれ戦争であれ、衒学的に見えたに違いない。戦闘機であれバイクであれ、内燃機関を使っている以上は、同じ様な説明になる。なので、他に言いようがなかったのであるが、やっぱり子供の頃から自分を知ってる人を相手となると、その点が気になったのだ。
 ちなみに、急激な機動をしない乗り物なら、別に指定オイルでええんちゃうかー、というのを忘れなかった。自分だって、トランポにはリッター1000円くらいのオイルを入れているのである。